学校心理士
学校心理士とは、学校心理士認定運営機構が認定している民間資格になります。
そして、学校心理士の資格を取得すると、学校において、生徒や保護者、教職員の悩みのサポートをすることができるようになります。
学校にはスクールカウンセラーもいますが、スクールカウンセラーになるには臨床心理士や精神科医の資格が必要です。
学校心理士は、この臨床心理士が努めるスクールカウンセラーに準ずるもの、「準スクールカウンセラー」として活躍することができます。
スクールカウンセラーと混同しやすいので、注意する必要があるでしょう。
学校心理士は、資格を受験するというよりも、認定審査を通過するといったほうがぴったりだと思います。
その資格認定審査は「提出書類」「筆記試験」「ケースレポートまたは研究実績」によって実施されます。
試験は毎年8月に行われ、試験Ⅰ、試験Ⅱ、試験Ⅲの3つに分けて行われます。
試験Ⅰは論述式の試験で、試験Ⅱは、多岐選択式になっています。
試験Ⅲは面接で、さらに、申請する類型によって受験しなければならない試験の種類が変わります。
ですから学校心理士になろうと考えたら、まずは自分がどのような資格を申請するのか、よく考える必要があるでしょう。