認定医療心理士
認定医療心理士とは、社団法人日本心身医学会が認定している民間資格です。
認定医療心理士とは、良質の医療心理学および心身医学を一般の方々が受けられるように、設けられている資格なのだとか。
ですから、認定医療心理士の認定資格条件は、大変厳しく設定されています。
まず、医療心理士試験の受験資格は、大学や大学院で心理学系を専攻し、卒業証書、もしくは修了証明書が提出できる方にしか与えられません。
または、「医療心理士試験の受験のために修得しておくべき科目」の履修を証明できる単位取得証明書や成績証明書といった書類が提出できる方にしか、認定資格は与えてもらえないのです。
ですから、医療心理士になろうと考えたら、資格認定条件をクリアするために、一生懸命勉強する必要があるでしょう。
さらに、研修診療施設で一定期間、心身医学を研修することも必須となっています。
また、この研修にも終了条件があります。
臨床経験5年以上が必要で、その期間の間に研修診療施設において、常勤の場合は2年以上、非常勤の場合は4年以上の臨床研修をしなければなりません。
さらに、学会の会員歴3年以上が必要となります。
また、心身医学に関する学会発表を2回以上行い、さらに、心身医学に関する学術論文を1篇以上発表していなければなりません。
他にも条件があるので、医療心理士になりたいなら、まずは認定条件をクリアすることを考えてください。