交通心理士
交通心理士とは、日本交通心理学会が認定している民間資格です。
日本交通心理学会は、交通に関する様々な問題に関し、心理学といった面から研究している会です。
そして、日本交通心理学会の会員の多くは、研究者や交通に関わる職業の方々なのだとか。
交通事故防止には、心理面からのアプローチが重要視されるようになったので、このような資格が設けられたのでしょう。
飲酒運転、信号待ちができないほどのイライラ感が原因での交通事故は、心理面からアプローチすると防げるものかもしれません。
ですから、交通心理士の資格を取得すれば、交通事故防止活動に積極的になれるでしょう。
交通心理士には、4つの種類があります。
1つは主幹総合交通心理士で、この資格は心理学関連の博士の学位を持っているか、またはそれと同じぐらいの学識を持っていないと、取得することができません。
また、交通心理学に関する学会誌への発表が3篇以上、なおかつ学会発表を6件以上こなしていなければなりません。
さらに、10年以上の研究実績や実務経験を持っていないと取得できないので、大変取得するのが難しい資格でしょう。
2つめは主任交通心理士で、3つめは交通心理士、4つめは交通心理士補という分類になっています。